通常、鴎州塾の規模では、例えば広島県内や岡山県内では圧倒的な生徒数がおり、模試の母集団としては申し分のない質と量を誇る塾ですから、精度の高い志望校の合格不合格判定が期待できます。
しかし、鴎州塾では外部の受験生が受験できる模試がありません。鴎州塾が実施しているのは、いわゆる「塾内模試」といわれる塾生を対象にした模試です。
各私立中学や各私立高校で合格者占有率20%以上を占めている鴎州塾が外部からの受験を受け付ける模試を実施することで、かつ精度の高い合否判定や質のいい問題を受験生に与える機会を今後期待したいと思います。
現在、知る限り広島県で、塾生ではない外部生が受験できる模試を実施しているのは中学受験専門の家庭学習研究社と鯉城学院でしょうか。
家庭学習研究社は小学校6年生の夏休み以降より、5回の男女別の模試を行っています。男女別になっているのは、広島学院・修道とノートルダム清心・広島女学院の広島県内の主たる受験校の問題の性質が男女別に明確に分かれているためで、過去2年間では男女合わせて1,000人近くの受験生が受験しています。また、毎年家庭学習研究社の第5回の模試では男子は修道中学で、女子は広島女学院で本番さながらの受験が体験できます。
もう少し詳しくみていくと、2007年度の模試では第1回から第4回までが男女合わせて約1,000人が受験、最後の第5回には、男女合わせて約1,400人前後の受験生がこの模試を受験しています。
少子化が進んだ2年後の2009年度の模試では第1回から第4回までに男女合わせて約850人前後の受験生が受験し、受験者数が最大となる12月の第5回の模試には男女合わせて約1,200人前後の受験生が受験しています。
この数値からいくと鴎州塾の塾生で家庭学習研究社の模試を受験している生徒も少なからずいるようで、その判定の精度は広島県随一といってもいいでしょう。
また、鯉城学院では家庭学習研究社より受験生は少ないですが、広大附属中学オープンテスト・広島学院・ND清心オープンテスト・修道・女学院オープンテストなど中学入試と同じ時間で行う学校別の入試があります。
現在、広島県の中学受験における模試では、外部生が鴎州塾で受験できないとなれば、家庭学習研究社か鯉城学院の模試を受験するしかないようです。
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